有名な王妃を輩出したあの一族のお屋敷でティータイム

「驪興閔氏」といわれたら、韓国史劇が大好きな方なら何人かの王妃が浮かんでくるかもしれません。まずは夫の太宗から兄弟を粛清されまくった元敬王后ミン氏。次に、張禧嬪を寵愛した粛宗によって一度は王妃の座を追われた仁顕王后ミン氏。そして王朝末期の有名なミン妃(明成皇后)。

・・・王妃様たちの名前を並べてみたらなんだか悲劇の香りがするのはこの際置いておきましょう。実は今回ご紹介する素敵なお店は、明成皇后の子孫のお屋敷を使っているんです。その名も「閔家茶軒(Min’s Clib)」!

ここは他の記事で紹介した「伝統茶院」に向かおうとしてちょっと道を間違えて偶然たどり着いたお店。疲れたから入っちゃう?と成り行きでお茶をしました。このお店は絶対にタダモノではない!と感じ、帰国して調べてみてあらびっくり!だったのです。

行き方は「伝統茶院」とほぼ同じ。明洞・鐘路方面からメインストリートに入ったとした場合、右側の薬局で曲がってずいずいずいっと奥に進んでください。敷地の広い一軒家レストランです。すぐにわかると思います。暗い写真で申し訳ないのですが、普通のお店とはツラ構えならぬ門構えと店構えが違いますから。

ミンズクラブ外観

大河ドラマというより「宮 -Love in Palace-」の雰囲気かも?
インテリア

インテリア

伝統的なインテリアに西洋風テイストが随所に取り入れられていて、壁紙などもいちいち可愛かったです。私たちは「お茶+ちょっぴりおやつ」でカフェがわりにしましたが、本来は韓風キュイジーヌのようなノリの上品なお料理がウリのレストランのようです。スタッフの方々も「きちんとサーブいたします」系。ソウルに行くと食堂やお座敷でのお食事が多くなりがちですが、たまにはこういうところもよいですよね。

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