韓国時代劇ソウル歴史めぐり |
韓国時代劇ソウル歴史めぐり 「トンイ イ・サン巨匠イ・ビョンフン監督の世界をめ… |
『韓国時代劇ソウル歴史めぐり』(2010年版)
出版社:TOKIMEKIパブリッシング(角川グループパブリッシング)
私が購入したのは2010年刊行の上の表紙のほう。下は2011年版として同じ出版社から出されたもの。おそらく似た内容なのではと予想しています。もちろんこれから購入される方は新しいほうから検討されたほうがよいと思いますが、ここでは私が読んだ下の2010年刊行版についてご紹介します。
巻頭は表紙の正祖(イ・サン)にひっかけた水原華城の特集ですが、その他は景福宮や昌徳宮をフィーチャー。歴代の王様をドラマに登場した俳優さんの写真でずらりと紹介したり、歴史ドラマひと口紹介コーナーもあります。
後半は、王族のお墓や言い伝えのあるスポットなどを写真とともに列記。必ず「◎◎に出てきた」と無理やりドラマに絡めて紹介されているのも特徴です。何も知らずにソウルの町を歩いていたらおそらく気づかないような小さな跡地なども掲載されており、宮殿を出た側室たちが余生を送った浄業院敷地が載っていたのには萌えました。
なお、郊外や地方のテーマパークも一応は紹介されていますが、あくまでもソウルの歴史スポット中心。歴史ドラマ大好きな方がソウルを町歩きするならぜひ目を通したい一冊です。同じような歴史めぐりのガイドブックは他にも出ているようなので、機会があれば読み比べしてご紹介しますね。(※後日読み比べた記事はこちらです)